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リスクは両刃の剣だが、取らなければ成功もない
ギャンブルにおけるピンぞろ
「ピンぞろ(1のぞろ目)」(英語でスネークアイズ)という言葉は、2つのサイコロを投げて両方とも1の目が出ることを意味します。つまり2つのサイコロの目の合計が最小なので、不運に不運が重なった目というわけです。この言葉は1の目が二つそろうと二つの目のように見えるのでスネークアイズと呼ばれていますが、古代ローマ時代には別の呼び方で、やはり不運を象徴する「犬」または「犬の手」と呼ばれていました。
2個のサイコロでピンぞろが出る確率は36分の1です。カジノによっては、モノポリーなどの一部のボードゲームにおいて、出る確率が低く不利なピンぞろが出るとボーナスがもらえるというルールを設けていることもあります。
ピンぞろは、幸運がギャンブルに重要な要素であることを示すよい例です。腕ききの戦略家で、知性や教養、そして集中力が揃っていても勝てない時もあるのです。運が悪ければ、それらはなんの意味もないからです。
ピンぞろの起源
この言葉はギャンブル業界では古くからおなじみですが、1930年代に初めて使われるように なったと考えられています。この言葉が一番よく使われるのは、クラップスなどのサイコロ ゲームです。
英語名のスネークアイズはヘビを象徴する名称ですが、それはヘビ独特の嫌われ者のイメージから来たものです。2個のサイコロともに1の目が出ると確かにヘビの目のように見えますよね。
ダイスでピンぞろ
ピンぞろという言葉は数々の運の悪い状況を表しており、ギャンブルでは間違いなく最もよく使われる用語です。ピンぞろの何たるかを説明するため、サイコロを使ったスネーク・アイズを例にご説明しましょう。
およそ3m離れた地面上にリングを置き、いくつかのチームに分かれます。各チームは自分たちの番が来るとヤードダイスがそのリングの中に入るように6回サイコロを投げます。さて2つの6面サイコロでピンぞろが出る確率を覚えていますか?その確率は36分の1、つまり2.777%です。
クラップスとは?
クラップスは最も上品で、誰でも遊べる人気の高いギャンブルゲームの一つです。他のゲームと違って、ルールはとても単純ですが、賭け方が何通りもあるため、マスターするのは容易ではありません。クラップスも運任せのゲームなので、勝つためにはテクニック以上に幸運が必要になります。テーブルゲームに参加する時は、あまり真剣になりすぎずに、あくまで楽しむことを目的にプレイするとよいでしょう。
クラップスでピンぞろを出すとどうなるか?
必ずしも悪い結果ではありません。ポイントがどう出るかによるのです。そう言われると、どうすればよいのか迷いますね。有難いことに、オンラインカジノのクラップスは、勝ちか負けに賭けるだけなので簡単です。勝つか引き分けかが出れば当たる状況もあります。パスラインに賭けてピンぞろが出れば負けになりますが、ドントパスに賭けて一つのサイコロに2が出ればあなたの勝ちとなります。
ハウスエッジ
この用語はギャンブルの場で日常的に使われるものではありませんが、カジノの常連ならその意味をよく知っています。カジノの目的は単にゲストに賞金を出すことではありません。ギャンブルゲームにはカジノが必ず収益として収める統計的な割合であるハウスエッジが設定されていることを覚えておきましょう。
ハウスエッジは約11%です。大した率ではないように見えるかもしれませんが、伝統的なヨーロッパのルーレットにおけるハウスエッジは3%未満ですから、11%というのは決して無視できる数字ではありません。特に、毎晩のように高額の賭け金が集まるゲームが開催されるカジノでは尚更です。
ギャンブルの腕や技は、あまり一般的でないピンぞろを利用したゲームなどで発揮されるのです。